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永瀬 隼介 刑事の骨

刑事の骨 (文春文庫)刑事の骨 (文春文庫)
(2013/10/10)
永瀬 隼介

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上昇志向の強い主人公不破孝作は連続幼児殺害事件の管理官だったが、同期の交番勤務の警察官田村保一のミスで犯人を取り逃がしてしまい、出世の道を断たれてしまう。退職後、スーパーの保安員をやっている不破のもとに田村が訪ねてきたが、その夜田村は新宿のビルの屋上から落ちて死んでしまう。一人で連続幼児殺害事件の捜査を続けていた田村が真犯人に迫っていたことに気付いた不破は、田村の捜査を引き継ぎ調べ始めるのだった。

結論から言えば面白かったです。なかなかにしっかりとした構成で読みやすく、それなりに引き込まれました。

以前読んだこの作家の「越境」という作品が決して面白いとは言えず、その時の惹句に「永瀬隼介の最高傑作」とあったこともあって、もうこの人の作品は読むことも無いと思っていたのです。しかし、ある書店員の方の推薦文で面白いとあったので読んでみる気にななりました。

ただ、筋立てが決して独創的という訳ではなく、それどころか少々強引とさえ思える個所もあります。

現実の生きた社会、人間と比べてみたときに、設定が無理とまでは言わなくても、考えにくかったり、主人公の性格に微妙な違和感があったりと、諸手を挙げておすすめの本ですとはいえない気がするのです。

でも、大半の人は面白いと思えるのではないでしょうか。上記の批判はあくまで個人的な好みの問題だと思えるからです。

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Author:siro
このブログの本棟として本の紹介のサイトを開いています。
(こちらです⇒読んだ屋
本ブログを別棟として位置付けて、読んだ本を記録していこうと思い立ちました。ここでの文章を母屋であるそのサイトに転記していくつもりです。

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