FC2ブログ

矢月 秀作 リンクス

リンクス (中公文庫)リンクス (中公文庫)
(2014/08/23)
矢月 秀作

商品詳細を見る

誰かのブログだったか、書評だったのかに「お薦め」として紹介してあったので読んでみたのですが、作者には悪いのですが、内容の無い本でした。

日向太一(ひゅうがたいち)は東京臨海中央署地域課所属の交番に勤務する巡査部長だが、同じマンションに住む石田という警備員と知り合いだったことから、石田の失踪事件の捜査という特命を受けることになった。石田の警備先であったレインボーテレビの近辺を調べていくと、石田の同僚であった黒木が嘘をついているらしく、その背後には何やら正体不明の組織が見え隠れしていた。

とにかく、この主人公がスーパーマン的な活躍をするのですが、とても一巡査のやる行動とはとても思えませんでした。物語の背景からして敵役であるテロリストの表面的な主張を書いてあるだけです。警察組織にしても敵役のテロリストたちにしても、背景説明が薄いので全く感情移入できません。

私は小説自体は如何に荒唐無稽な物語であってもまったくかまわいません。しかし、その突拍子もない話なりのリアリティが無ければ受け入れることが出来ないのです。

矢月秀作という作家の初期作品だろうと決めつけていたら、2014年8月に出版された文庫書き下ろし作品だと知り、再度驚いてしまいました。全てに悪い意味でマンガチックとしか言いようが無く、240頁強の文庫本ですが、一時間ほどで読み終えてしまいました。

でも、それはあくまで私の受け止め方であって、レビューを読んでみると面白いという人もそこそこいるようなので好みの問題でもあるのでしょう。

読書に何の意味も求めず、単純にアクション描写だけを好む人であれば少しは楽しめるかもしれません。ただ、そのアクションシーンも決して出来栄えが良いとは言えないと思うのですが・・・・。

この作家の本をもう一冊借りています。『もぐら』作品で、シリーズ化されており、それもベストセラーだそうですので少しは期待して読んでみたいと思います。

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

No title

本を読むのが早すぎ!!
アップについて行けないよ~~i-229

Re: No title

> 本を読むのが早すぎ!!
> アップについて行けないよ~~i-229

また何となく暇なもんで。
特にこの本は内容も薄いので早かった。

11/9

しかし、その突拍子もない話なりのリアリティが無ければ受け入れることが出来ないのです。

全く同感です。

本を読むのが早すぎ!!
アップについて行けないよ~~i-229

私もそうです、Siroさんの行動パターンなので そう思いながらも
コメントは控えます。 これってしっかりとしたコメントですね。

Re: 11/9

> 私もそうです、Siroさんの行動パターンなので そう思いながらも
> コメントは控えます。

早いのではなくて、それだけ仕事にとられない時間があるということです。
決して良いことではありませんよ。
プロフィール

siro

Author:siro
このブログの本棟として本の紹介のサイトを開いています。
(こちらです⇒読んだ屋
本ブログを別棟として位置付けて、読んだ本を記録していこうと思い立ちました。ここでの文章を母屋であるそのサイトに転記していくつもりです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR