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佐伯 泰英 桜(はな)吹雪 新・酔いどれ小籐次(三)


熊本地震から半月が経ち、私の周りでは日常が戻りつつあります。しかし、熊本市も東区や益城方面では日常生活はまだまだ遠いことだという方々も多くいらっしゃるようです。

日常が戻りつつあるとは言っても余震は日に何度となく起きており、突き上げる振動に、夜中にたたき起されることも幾度かあります。

セミリタイアの身ゆえにのんびりとしていました。しかし、そうとばかりも言ってはおられません。前を向いて行きましょう。このブログもゆっくりと元に戻したいと思います。ということで、地震後すぐに能天気に読める作品ということで読んだこの本から。

近ごろ呆けの進んだ新兵衛が妙な間合いで「南無妙法蓮華経」のお題目を唱えるため、みんなは困り果てていた。身延山久遠寺に詣でたことがあり、それを思い出しているらしい。どうにかしようと、孫のお夕の付き添いで小籐次はおりょう、駿太郎とともに代参の旅に出るが、一行を何者かが待ち受けていた。好調シリーズ第3弾! (「BOOK」データベースより)

おりょうと所帯を持ち、駿太郎との三人で望外荘暮らしを始めた小籐次だが、その暮らしは変わらずに酒と剣なのです。佐伯節が光る、痛快活劇小説の調子は快調のようです。

今回の小籐次は、ボケが進み南無妙法蓮華経のお題目を唱え続ける新兵衛に代わり、新兵衛の孫のお夕が身延山久遠寺に代参することになります。その付き添いとして小籐次とおりょう、それに駿太郎とが同行することになるのですが、相変わらず小籐次の命をつけ狙う輩は後を絶ちません。

『居眠り磐音』シリーズがその色調を変えてからは、本シリーズが市井に暮らす浪人を主人公にした従来の活劇小説の面白さを維持しているようです。

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