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あさの あつこ 燦 1


伝奇小説を思わせるストーリー展開で始まった、長編の活劇時代小説でしょう。でしょうというのは、まだこの物語の全貌が見えないからです。

江戸から遠く離れた田鶴藩。その藩主が襲われた。疾風のように現れた刺客は鷹を操り、剣も達者な謎の少年・燦。筆頭家老の嫡男・伊月は、その矢面に立たされるが、二人の少年には隠された宿命があった―。尋常でない能力を持つ「神波の一族」の正体とは?少年たちの葛藤と成長を描く著者待望の文庫書き下ろし新シリーズ第一弾。(「BOOK」データベースより)

文庫本で207頁しかない薄さのこの本は、2016年10月現在で『燦8 鷹の刃』が出ていて、やっと最終章だと書いてありました。

この著者の人気作品である『バッテリー』とはまた異なった作風のこの物語は、まだはっきりとは分からないのですが、どちらかというとやはりこの作者の手になる『弥勒シリーズ』のほうに近いのでしょうか。

でも、今のところは『弥勒シリーズ』で見られるような「深い闇」は見えていませんし、若者の成長物語だとすると『バッテリー』の流れでしょうから悩ましいところです。

ともあれ、今後の展開が気になる物語ではあり、あさのあつこという作家のストーリーテラーとしての魅力が発揮されている感じはします。

未だ話の導入部に過ぎず、続編を期待しましょう。

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