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東 直己 向う端にすわった男

向う端にすわった男 (ハヤカワ文庫JA)向う端にすわった男 (ハヤカワ文庫JA)
(1996/09)
東 直己

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図書館に無かったので注文をし、やっと読むことができました。これでこのシリーズ全部を読み終えたことになります。実に残念です。

「俺」が主人公の初めての短編集。いろんな男が登場します。

標題になっている「向う端にすわった男」では、まずは文章がこれぞハードボイルドだという雰囲気をあたりに振りまいています。そんな男が実際に居る筈もないと思いつつ、それでも<ケラー・オオハタ>では静かな店の中にキースジャレットのピアノが流れており、男はひとり静かにマティニを飲んでいるのです。これがまた実にかっこいい。ここだけ取り出せば、北方謙三の「ブラディドール」だといっても通るかもしれない。 そうした設定のもとで「俺」はまた悪い癖でトラブルに巻き込まれていそうな男に声をかける・・・・・。

この短編とあわせて5編の物語はやはり面白い。

結局、このシリーズがもっとも私の感性に合うようで、続編を読めるのはいつだろうかと、今から心待ちにしているのです。

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