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宇江佐 真理 糸車

糸車糸車
(2013/02/05)
宇江佐 真理

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久しぶりに宇江佐真理の小説を読みました。

やはりこの人の物語は安心します。語りが優しくて読み終わった後にどことなくほっとさせてくれるのです。

松前藩の家老の妻だったお絹は、今は深川の宇右衛門店で小間物の行商をしながら、夫が亡くなった時に行方不明になったままの息子勇馬を探す毎日です。

主人公のお絹は深川での日々の暮らしの中でお人よしぶりを発揮しています。そんなお絹も行きつけの水茶屋の茶酌女や船宿の内儀おひろなどの話し相手も出来、更には同心の持田との間にほのかな恋心までも生まれているのです。同時に夫日野市次郎の死と息子勇馬の失踪の謎も少しずつ明らかになっていきます。そして、持田との間も種々の出来事で揺れ動いていくのです。

この同心の持田のお絹に対する細やかな恋心など、物語は宇江佐真理らしい人情豊かな日々を描き出していきます。

私はまさに雑読で読むのも結構速いのでジャンルを問わず多量の本を読みます。直前に読んだ花村満月の武蔵などはとても情感細やかとはいえない活劇ものです。女を抱き、人を撲殺する姿が克明に描かれます。そうした本の後にこの作家の作品を読んだものですから特に感じるのかもしれませんが、人情味溢れるこの人の作品は読み手の心まで豊かにしてくれる感じがして、爽やかな読後感をもたらしてくれるのです。

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No title

宇江佐真理の様な江戸情話は大好きです!
この人のも何冊か読んでます。
ほっこり暖かくなるような話が何ともイイですよね~

そんな人情時代小説傑作選で
池波正太郎、宇江佐真理、乙川優三郎、北原亜以子、村上元三の短編集「世話焼き長屋」
と言うのを読んだんですが・・・
読みましたか?
それぞれ作者によって違うタッチの暖かさがあって面白かったです。

とにかく、人情物は大好きですv-221

Re: No title

> 宇江佐真理の様な江戸情話は大好きです!
> この人のも何冊か読んでます。
> ほっこり暖かくなるような話が何ともイイですよね~
>
> そんな人情時代小説傑作選で
> 池波正太郎、宇江佐真理、乙川優三郎、北原亜以子、村上元三の短編集「世話焼き長屋」
> と言うのを読んだんですが・・・
> 読みましたか?
> それぞれ作者によって違うタッチの暖かさがあって面白かったです。
>
> とにかく、人情物は大好きですv-221

いつもありがとう。
「世話焼き長屋」はまだ読んでないね。
作者が皆高名で面白い作品を書いている人たちなので、本書もさぞ面白いでしょう。
読んでみたいね。
宇江佐真理の「髪結いの伊三次」シリーズは読んだ?
特にこのシリーズは私が一番好きな作品です。
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本ブログを別棟として位置付けて、読んだ本を記録していこうと思い立ちました。ここでの文章を母屋であるそのサイトに転記していくつもりです。

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